私の心を受けてください!

03.




 二人の最初の出会いは思ったより平凡だった。 1年前、汎規の半分でヨジュが転学を来て二人の縁が始まった。 



 ヨジュは明るく陽気で肯定的なエネルギーでみんなに愛され、受けただけ施すことも知っている子供だった。そういえば転校来て数日ぶりにみんなの関心と愛を一身に受ける子になっていた。 



***



「こんにちは!」

「うん、こんにちは。

「私の名前を知っていたんだ!」

「あまりにも有名人だと知りたくなくても、全部知るようになった」


本当に面白い。質問にはしっかり答えてくれるが、その答えもキム・ヨジュが考える枠から抜け出した答えだった。今後もっと面白くなるような学校生活に汎規のカーディガンにかかっている名札を確認した。 


「チェ・ボムギュ…それはあなたも満足しないと思いますか?」


子供たちと集まって通うこともできずに聞いたチェ・ボムギュという子供とは接点がないと思ったが接点がなかったこんにちは半分だったという事実さえ初めて知った。

「特に噂になることはないのに…」

「ハンサムなじゃない、お前。その顔だったら今大騒ぎしたのも全部理解が行くね。ちょうど私のスタイルだ」




キム・ヨジュが転校してきて、すでに一週間という時間が流れた。クラスの子供たちのほとんどとは話を全部分けたようだと思う頃、キム・ヨジュの視野にチェ・ボムギュが入ってきた。やはり行動隊長=キム・ヨジュという公式が成立するようにキム・ヨジュはチェ・ボムギュにまっすぐ近づいた。




もちろんあの遠くからぴったりのティーが出るハンサムな顔に惹かれたように導かれていったとしても過言ではないほどキム・ヨジュはチェ・ボムギュに惹かれた。逆にチェ・ボムギュは同じ半学生それ以上それ以下ではなかったキム・ヨジュをこの日をきっかけに嫌い始めた。