通称: 超能力者殺人ゲーム

通称: 超能力者殺人ゲーム 01

photo

[通称: 超能力者殺人ゲーム _1]


━━━ ✦❘༻༺❘✦━━━

「え、バンタン高等学校って... そのヤンキーたちがいっぱいのことで有名な...!」

今、17歳になったその女の子は、勉強が得意で真面目で無駄なことがないことで有名な模範生、キム・ヨジュだ。

でも、どうしてこんな模範生がヤンキーがひしめく場所に来たかと言うと...

「くそ…こんなことになるなら、なぜ模範生として生きてきたんだ、クソみたいだ。」

実際はまったく違っていて。

実際はどうだったかって?ヤンキーがやることは全部やって、誰かを殺したこともある。銃もナイフも、麻薬以外は何でもやったことがある。

自分の本当の姿を隠して生きようと模範生のふりをしてきたけれど、ヨジュの思い通りにはならなかった。

そのまま最終的に割り当てられた高校の門に入っていくと…

ジジジ—!

『キム・ヨジュ学生、出入り完了。』

門前に書かれていた「バンタン高等学校」の看板が、音を立てて突然別の文字に変わった。

「え、最先端?笑」

そして看板に書かれていた文字は消え、再び別の文字が表示された。

「今すぐ講堂へ」

「初めて来たのに講堂がどうやってわかるんだよ…これ、学校かよ笑」

そう言って、講堂を探そうと一歩を踏み出したその時。

パアァ—!

photo

「な、なんだよクソ…!」

ブラックホールのようなものが見え、目を閉じて開けると…。

photo

「うわ…マジか、俺今瞬間移動したのか?」

しばらく感動していると、ステージからマイクの音が聞こえてきた。

「アアー バンタン高等学校学生の皆さん、こんにちはー」

ただの校長先生かと思って携帯を取ろうとしたけど、

「クソ…俺の携帯どこいった…」

ヨジュの携帯や持ってきた荷物がすべて消えていた。

『新入生も来ているので、ゲームを早速始めたいと思います。』

「?初日からゲームって嬉しいけど…」

『今から8人ずつチームを組んでください。制限時間は1分、それ以上の時間は与えません。』

「チーム?俺、友達いないんだけど?」

ヨジュは一人で周囲を見渡していると、定められた制限時間がほぼ終わりに近づいていた。

「マジでどうしよう。」

その時、隣から声が聞こえた。

「なんだよ、元々7人チームじゃなかったっけ?

いつから8人になったんだよ!!!」

「いや、もう数秒しかないのに、一人どこで見つけろってんだよ!!」

「時間、もう少ししかないよ…!!」

7人が一人足りないと慌てていた。

『わ…あそこに行くと俺が気を使いそうだな…あそこには絶対行きたくない…。』

『いや、行きたくなくても結局行けないじゃん!!』

「3秒…2秒…1秒…」

『はっ、俺一人チームか…へへへ。』

そして時間が過ぎ、またあの穴に落ちた。

photo

(2回目の瞬間移動に慣れたヨジュ)

どこかに移動する感じを受けた瞬間。

『マルチ能力』

4文字がサッと通り過ぎた。

「今見たのは何だ?いや、ここどこだよ…!」

その時、すでにどこかに到着していて、そこは…。

photo

部屋?

「ここに連れて来て、何してんだよ!!

俺、出て行くからなクソ、なんだこれ、こんなの小説じゃないんだよ、なんで俺にこんなことさせるんだよ!夢なら目を覚ませよ!」

ヨジュがひたすら文句を言っていると、どこからかスピーカーの音が聞こえた。

ジジジ—

『ゲーム開始前にチームが組まれていないチームは、残りの人たちと組みました。新入生のためにもう一度説明します。あなたたちがいる場所は、今後あなたが滞在する場所、「ルーム」と呼ばれます。そして外に出ると、自分の部屋を除いて8つの扉があります。そのうち7つの扉は、あなたのチームメンバーが生活する部屋。残りの1つは…。』

『あなたたちが戦う競技場です。』

「な、なに?!戦う??競技場??ここ、本当に何なんだよ…」

『チームメンバーを発表します。』

『A組. _________

グループB. _________

グループC. _________

そしてD組、キム・ナムジュン。キム・ソクジン。ミン・ユンギ。チョン・ホソク。パク・ジミン。キム・テヒョン。チョン・ジョングク。キム・ヨジュ。』




━━━ ✦❘༻༺❘✦━━━

【登場人物紹介】


photo

名前: キム・ヨジュ
年齢: 17歳
特徴: よく悪口を言い、勉強も得意。バンタン高等学校に配属された新入生。銃やナイフなどの武器の使い方が驚くほど上手。自分のせいで誰かが傷つくのを見たくない。感情をあまり見せない。習得力が早い。
超能力: マルチ能力(何でもコピーできる。使いたいものを使える。)
能力値: ★★★★★★(最大ランク上位0.1%)



photo

名前: キム・ナムジュン
年齢: 18歳
特徴: 頭が良い。昨年の殺人ゲームで1位のチーム。作戦を立てるのが得意。自分を含めて7人でトップを取って歩き回っている。戦いにも得意。仲良くなると警戒心を持つ。能力は2つ。
超能力: サイコメトリー、念力(人の記憶を読むことができる。自分よりランクが高いとあまり読めない。ランクによって記憶操作も可能。物を浮かせて攻撃もできる。)
能力値: ★★★★★



photo

名前: キム・ソクジン
年齢: 20歳
特徴: 高校1年をお休みした。自分を含めて7人でトップを取って歩き回っている。仲良くなると警戒心を早く持つ。適度に賢い。昨年の殺人ゲームで1位のチーム。
超能力: 治癒(手を傷の上に置くと回復する。自分がひどく傷ついた場合、治癒能力も弱くなる。治癒能力を持ちながらも能力値ランクはかなり高い。)
能力値: ★★★★★



photo

名前: ミン・ユンギ
年齢: 19歳
特徴: 自分を含めて7人でトップを取って歩き回っている。昨年の殺人ゲームで1位のチーム。仲良くなるのが最も難しい人物。冷徹。骨を打つのが得意。現実的。2つの能力所有者。
超能力: 毒、氷(攻撃力が強い。毒を攻撃した場合、治療剤も持っている。)
能力値: ★★★★★(もっと高いかもしれない)



photo

名前: チョン・ホソク
年齢: 18歳
特徴: 自分を含めて7人でトップを取って歩き回っている。昨年の殺人ゲームで1位のチーム。警戒心を最も早く解くかも?ナムジュンと友達。親しい友達といるとよく笑うが、友達に触れられると危険。
超能力: テレポート(自分を含め最大7人まで。自分が痛い場合は、テレポートは近くの場所にしかできないか、少数の人だけ移動できる。)
能力値: ★★★★★



photo

名前: パク・ジミン
年齢: 17歳
特徴: 年齢はヨジュと同じだが、殺人ゲームはこれで2回目。昨年の殺人ゲームに参加した1位のチーム。警戒心が解けると、非常に愛嬌がある。自分の人々に触れられると生きる気がしない。
超能力: 動物との交感能力(動物と会話ができ、親しくなると助けを受けられる。攻撃力が小さいと思われるが、実際はそうではない。)
能力値: ★★★★★




photo

名前: キム・テヒョン
年齢: 17歳
特徴: 年齢はヨジュと同じだが、殺人ゲームはこれで2回目。昨年の殺人ゲームで1位のチーム。ジミンと親しい。裏を読むことができない。
超能力: 火(火を使うテヒョンを弱いと見下すと、大きな反撃を受ける。火能力を持つ超能力者の中で、攻撃力が最も強い。)
能力値: ★★★★★



photo

名前: チョン・ジョングク
年齢: 16歳
特徴: ヨジュより年下だが、兄たちに従って早く高校に進学した。トップ7の中で末っ子。兄たちの愛をたっぷり受けている。昨年の殺人ゲームで1位のチーム。末っ子にしては、雰囲気が怖い。1人で10人を簡単に倒せる。
超能力: 怪力(普通の超能力者より数十倍強い力を持っている。ある程度の防御は突破できる。)
能力値: ★★★★★

ルイ: ゲームの創造者であり同時に進行者。
特徴: 自分の言いたいことだけ言う。
能力値: ★(権力だけを信じ、超能力はなし)


━━━ ✦❘༻༺❘✦━━━


☞記録☜

1.学年は存在せず、年齢で分類される。

2.ヨジュは自分が超能力高校に来たことをまだ知らない。

3.狐はいない。

4.今後、殺す状況が出てくるかもしれない。

5.超能力学校をバンタン高等学校と呼んでいるのは、政府から隠すためだ。

6.全員は200人ちょっとだ。

7.ヤンキーが多いというのはただの噂だ。

8.ヨジュがヤンキーだからバンタン高等学校に来たわけでは絶対にない。

9.ヨジュが能力をうまく使えば、一番強い。