ゴールドカップ[BL/チャンベク]

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「ヒョナ」
「はい?」
「出かけよう。宮外。」
塗布をめぐったチャンヨルがペクヒョンを引きつけた。



* * *



「うわー!」

紅灯は列にぶら下がって揺れ、風灯は空を刺繍した。

「開国1年。おめでとうございます」

今日は紅花国の現制、2年だった。

「陛下..!」

天民から皇族までもれなく赤い服を着る日。
金箔の糸が刺繍された赤い糖衣と金で作られた装飾品。

「今日は名前を呼びましょう。行こう!」

橋を渡り、市場に入って人と混ざった。

「チャンヨル!」
「ヒョナ」

イチゴ糖果を買い出してくると、ほっそりと頬が赤くなる。

手の甲を叩く手にペクヒョンが後ろを振り返った。

「赤ちゃんさん、お菓子ひとつ買ってみませんか?」
「何かありますか?」
「りんごとイチゴ、みかんがあります! 赤ちゃんさんは笑う時、りんごのようにキラキラ輝くので、りんごにしますよ!」
「はい。リンゴとみかんは一つずつ。」

幼い子供の目の高さに合わせて絹の子を倒すことを知りながら、市場の道端に座ってくれたペク・ヒョンがチャンヨルを唱えた。

「ええ、全部あげますか」

明るく笑う子供の手にイヤリングを外して握った。

アメジストと紅玉、金から成るイヤリングはファンガの象徴であり、チャニョルが与えたものの一つだった。

「これを受けてもいいですか?」

まだ幼い子供はそれに気づかずに受け入れた。

「それで、もしそうならないなら、私を再び訪ねてください。いつもあなたを見ることができる場所にいます。」

今は空になった子供のバッグを直して売って、キャンディを一つ噛んで返した。

「あのイヤリング、私が差し上げたのではないですか?」
「ヒョンイはそんなことわからない」

キャンディーをすっかり入れてすっきり言った。