"今の私の状況なら、キム・ソクジンが認めようが認めまいが、どう考えても得じゃん。"
そう思い込んで、一方的な…ちょっと恥ずかしい熱愛説でも構わないと、自分に暗示をかけた。
📱 プルルル…プルル…
"はぁ、今度は何?"

"お前、付き合ってないって言ってたよな?"
"うん、それが?"
"キム・ソクジンも認めたぞ。"
"…は?"
まさかの展開だった。
こんな状況は予想していなかった。
"…え、本当だ。"
"あの人、何考えてるの?"
📩 ピロン
「キム・ソクジンです。メッセージ見たら連絡してください。」
"おい…とりあえず電話切れ、早く。"

"は?おい!"
プツッ
電話を切ると、すぐにその番号にかけた。
"…もしもし?"

"早かったね。"
"あ、うん。"
"でもさ、もし俺が本人じゃなかったらどうするつもりだった?"
"偽物っぽくなかったし…さっき記事が出たばかりだったから。"

"なるほどね。ちゃんと考えてるじゃん。いや、考えてるからこそこんなこと企んだのか?"
"…え?"
"とりあえず会おう。話すことが多いし。"
"うん、いいよ。"

"俺の家に来て。住所は後で送る。"
"わかった、すぐ行く。"
"じゃあ、後で。"
プツッ
"熱愛説を認めるなんて…予想外だったけど、いや…むしろ好都合かも。"
"やるしかない、ヨジュ。プライドなんて捨てろ。"
そう思いながら、家を出た。
"ここかな?…めちゃくちゃ高いビルじゃん。"
🔔 ピンポーン

"来た?入って。"
こうして、私は彼の家に到着した。
