二人は新婚初夜の悪ふざけには参加せず、チャニョルはただスーパージュニアと一緒に歩き回っただけだった。
結婚式は正式に始まり、パク・チャニョルは新郎新婦の後を付き添い、新郎新婦と共に新郎新婦の後ろを歩きながら、新郎新婦と新郎新婦の手を繋いだ。彼の美貌は紛れもなく、メインカップルの注目を奪いそうだった。
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ブーケトスはチャニョルにキャッチされた。MCのドッキリコーナーで…「新郎新婦とブライズメイドの皆さん、末永く幸せな結婚を祈っています!」「新郎新婦とブライズメイドの皆さん、末永く幸せな結婚を祈っています!」「早く運命の人が見つかりますように!」最初にチャニョルが答え、次に私が答えた。騙されずにMCはもう一度尋ねた。「早く赤ちゃんが生まれますように!」「わあ~」と、皆が感嘆の声を上げた。皆、チャニョルが騙されたと思ったし、私もそう思った。しかし、誰も見ていない隙に、チャニョルはこっそりと私の耳元に寄り添い、微笑みながら「騙されてないよ。ただ、君と僕に正直だっただけ」とささやいた。そして、私の首筋に息を吹きかけた。私の顔はたちまち赤くなった。恥ずかしさのせいではなく、首筋にかかった息のせいだった。チャニョルは満足そうな表情で、唇に笑みを浮かべた。
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結婚式が終わった。花嫁介添人ドレスを脱ぎ、普段着に着替えて外に出ると、通りの向かい側のホテル駐車場に次兄とD.O.が立っていた。私はパニックになった。本当に兄が来たのだ。こっそりと右へ戻ろうとしたが、D.O.はチャニョル、そして私を見て、「兄さん、義姉さん、どこへ行くんだ?こっちへおいで」と叫んだ。チェンも私たちを見ていたので、仕方なく歩いて行った。兄が私の襟首を掴んだ。「どこへ行くつもりだ?説明しろ!」彼はチャニョルを見た。「兄さん、私たちはただの友達だ」「友達だろう?家に帰って、友達かどうか話そう」「わかった、わかった、兄を放せ」「もう行くぞ、このガキ!」チャニョルはプロらしく微笑み、二人が去った後、ド・ギョンスを家まで連れて帰った。
