「私はその現場に行くから、兄はその周りを振り返ってくれます。」
「うん、わかる」
「もし遭遇したらぜひ連絡して!」
「すぐにバレないように帽子を押して使ってください。」
「心配しないでください。」
「事故にならないで、いつも気をつけて」
「お兄ちゃんに気をつけて~」
「早く出発しよう、一時が急いで」

イエスルは自分と石津が死んだその現場に行き、ずっとその周りを歩いた。それに反してソクジンは近所を歩き回り、死んだときに見た犯人の顔を掛けながら遭遇すればゆっくり追いつくというイエスルの指示に従った。
犯人は現場に必ず戻ってくる。その言葉は、事実だった。
どんどん夕焼けになって空が漆黒のように暗くなった。イエスルとソクジンは疲れないかどうかずっとお互いの任務だけ遂行し、犯人を待つだけだった。そう路地に誰も通わない夜明け、イェスルはますます怖くなり始めた。死んだ時にそのトラウマが残ったからか、どんどん足力が解けそうだった。
だんだん諦めたいという気がした刹那、遠くから少しずつ人の足音が聞こえてきた。この時間にこの薄暗い街路灯もあまりない路地を通る人はほとんどいないだろう。 酒に酔った人の足音でもなかったので、イエスルはその足音に来た神経を傾けた。

ハンサムな顔に端正ですっきりとした装い。普通の人なら退勤が遅れて今退勤する平凡な会社員と見たが、イェスルは少し違った。やがて心臓が狂うように走り、足に力がほぐれて座りそうだった。
イエスルの前をすぐ過ぎた彼は、イエスルをストーキングするイエスルと石津を殺した犯人だった。
イエスルはすぐに石津に連絡し、石津は周辺にいたのかすぐ走ってきた。テヒョンは考えて歩いて歩くのが遅く、ソクジンとイェスルはそのようなテヒョンの前に立って彼を遮った。
「何?」
「すぐに分かると思ったのに…ちょっと失望だ?」
「何年が過ぎたとも顔がわからない?」
「ハン…イェスル?」
「覚えています、私は少しがっかりするでしょう。」

「お前が、どうやってここに…?」
「私がきっと殺して…死体も家にいるのに?」
黄色のカーネーション_軽蔑
