好きだけど助けてあげる

1. また会った君はもっと輝いた

私イロヨンは静かで誠実な男子生徒です

中学校3年生の時のような半分だったカン・ハユンをこっそり好きになったが、言葉一切ちゃんとできずに卒業してしまった。高校に進学しながらロヨンは「ただ勉強や頑張ろう」と誓う。

「2番?ここで正しいか…?」

教室の扉を開くとすぐに、ロヨンは凍った。
窓辺の一番後ろに座った、肩幅広くはっきりした耳目構え。
その子だった。カン・ハユン。

3年前、言って一度ちゃんとやってみられずに卒業した初恋。
その子が…今私のクラスにいるなんて。

「…ロヨン?」

驚いた目でハユンが先に話しかけてきた。
予想外の状況に戸惑ったのは私だけではなかった。
その子は明らかに、私を覚えていた。


休む時間、ハユンが近づいてきた。
「お前…イロヨンじゃない?中3時のような半分だったじゃない!」
「うん…覚えてくれてありがとう」
「その時も静かだったけど、今も同じだね」
その子の笑顔に、ロヨンの心がぐっと落ちた。

その瞬間、ハユンが慎重に言葉を取り出した。

「私…好きな子がいるのに、告白しよう。お前がちょっと助けてくれる?」


ロヨンはぼんやりした。
ああ、私が最も聞きたくなかった言葉。


「……」なぜ今だ。なぜそれはあなたです。
そしてなぜ私に頼むのか。そうだが… ’

頭をうなずいて笑ったが、中は泣いていた。
しかしロヨンは誓う。

「助けてあげよう」


イロヨン駅:STAYCアイサ
カン・ハユン駅:BOYNEXTDOORハン・テサン
物語はすべてフィクションです。