学期の最後の週、キャンパスは乱雑だった。
発表が終わった科目は提出物の締め切りが残り、講義はほぼ終講の雰囲気であった。
図書館の前で彼に会った。
今回も連絡は短かった。
「ちょっと見れますか?」
私は「ええ、図書館を出ています」と答え、10分後、彼は私の前にいました。
「時間ですか?」
「少しは」。
我々はベンチに座った。
久しぶりに会ったわけでもないのに、何か厄介な気分が聞こえた。
彼は小さな箱を出した。
「これはただ、学期終わった記念。」
箱にはボールペン一つが入っていた。
特に高価なのも、特別なデザインでもなかったが、不思議に長く記憶に残るようだった。
「ありがとう」
彼は頭をうなずいた。
手に握った箱を袋に入れました。
その瞬間、彼は言った。
「私たち、次の学期には授業のように聞くことができますか?」
質問だったが、お願いのようでもあった。
私は笑って答えた。
「科目の推薦はいただきました。」
彼はフィシック笑った。
しばらくすると、彼は再び口を開いた。
「不思議に、言ったことないけど…ずっと覚えていると思います」
言ったことないけど、知っていた。
彼は私の隣に静かに座っていた。
私たちの間にはまだ言葉があまりありませんでしたが、それは良かったです。
言葉より長くなるのはもともとそういうことだから。
その日が学期の最後の日であり、
私たちが言わずに残したものが、どんな始まりのように感じられました。
