ある日、私たちはもう私たちではなくなるでしょう。

2.

突然、こう思いました。バンタンが19年後に開けると言った紫色のプレゼントボックス。

19年前を振り返る。19年経った今でも、あの頃の彼は、私が愛した彼と変わらない。今も、愛する道を歩み続けている。私は今も、彼の傍にいる。あのゆったりとしたメランコリックな音楽、心に響く歌詞、温かく深い歌声ではなく、私が理解しきれない、芸術的で思索的な写真。仕事や家庭の事情を抱えながらも、私は今でも休みの日には、彼のオンラインギャラリーで新作を探したり、写真展の会場を探しにチケットを必死に探したり、遠くまで足を運んだりすることに精を出し続けている。

そうして私たちは共に成長し、共に成熟し、共に変化してきた。もしかしたら、いつか彼はボディガードに囲まれたアイドルではなく、ただの普通の写真家になるかもしれない。ある日、見知らぬ土地の街をぶらぶら歩いている時、愛する人に出会ったら、私はどうするだろう?

引きこもろうかとも思ったけれど、無理だった。ただ、彼のことがどんどん好きになり、少しだけ大切に思えるようになった。これは趣味ではない。手放すことはできるけれど、彼を思い続けることをやめられないから。ただ、19年後も彼のことを覚えていて、そばにいて、もしまた彼に会えたら、愛したあの人がどれほど素晴らしかったかを誇らしく言えるように願うばかりだ。

2020年9月20日執筆
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