また後で

雪の日(ボーナスチャプター1)

彼に出会ってから、毎日彼の声と顔が頭から離れない。どうしてこんなにイケメンなんだろう?!もう一度会いたい…私って恋煩い?!いやいやいや、そんなはずない!
「ああ、こんなにイケメンがいるなんて!」ルームメイトのうっとりとした声が私の考えを遮った。
「ねえ、早く来て!XYカンパニーの新しいボーイズグループ見て!」ルームメイトがスマホを差し出した。「メンバーのプロモーションビデオだよ!今日正式にデビューしたんだって!あああああ、最高だわT^T」
男性アイドルのファンじゃないし、どんなスターのファンになったこともないし、ほとんどの男性アイドルは似たり寄ったりな気がする。完璧な顔、スレンダーな体型、完璧な笑顔。でも、何かが足りない…個性がない?顔盲になりやすいんだよね -_-||
私は、おざなりに答えようと思って、さらに近づきました。
待って!これ、あの日の少年じゃないか!?
私は携帯電話をひったくり、よく見てみた。そう、彼だった!
「彼の名前は何ですか?」私はルームメイトに尋ねました。
「名前が書いてあるよ。ピョン・ベッキョン。素敵な名前だね!」とルームメイトが興奮して言いました。
ピョン・ベッキョン、ピョン・ベッキョン、ピョン・ベッキョン。心の中でこの名前を何度も繰り返していた。ふーん、とても素敵な名前だ。
「私が会った男の人のことを話したのを覚えてる? 彼だよ、ピョン・ベッキョン」私は落ち着いて言った。
「!!!本当?!!!!ああ、なんてラッキーなの!」ルームメイトが私の腕を掴んで、ぎゅっと握手した。「次に会えるように、私もその幸運を分けてね😭」
「ああ、彼がリードシンガーなんだね。すごく明るくて元気そうな人だね。」
「ああ、イレブンがベッキョンに惚れないといいけど!」
「いいえ!考えすぎですよ。ちょっとあなたに好意を抱いているだけなんです。」
「数千年も昔の氷山が実は凝縮されていたんです!」
…………

とても明るくて元気そうに見える男性でも落ち込む瞬間があるように思います。

一度しか会ったことのない人に感動したのは初めての経験で、私らしくないことでした。


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