
私には彼氏がいる。
学校でも有名な、とてもイケメンな彼氏。
私たちは18歳の時から25歳の今まで、7年間付き合っている。
私には男友達もいる。
みんながイケメンだと言う男友達。
5歳の頃から仲が良い、20年来の親友だ。
私の彼氏、私の男友達、そして私。
私たちはみんな、20年来の友達。
その間に、私と彼氏は18歳で付き合い始めた。
私の彼氏の名前は、キム・テヒョン。
私の男友達の名前は、チョン・ジョングク。
みんな私を見て羨ましいと言うけれど、
でも私は…全然羨ましい人生じゃない。
ブーッ—
「……」
やっぱり…君は何も言わない。
いつもそうだ。
君がこんなふうになったのは、いつからだろう?
私たちは倦怠期なのかな?
もしそうなら、一体いつから?

「ねぇ、何やってんの?」
「…来ないみたい。LINEも読んでないし…」

「…お前、何であんな奴と付き合ってるんだ?」
「…さぁ、何が好きだったか覚えてないけど、でも、やっぱり好きなんだよ。」
「言いたくなかったけど、昨日キム・テヒョンが他の女とクラブに入っていった。」

「…は?」
結局、テヒョンは最後まで来なかった。
次の日、私は落ち込んだまま学校へ行き、テヒョンを探した。
「ったく…どこ行ったのよ?」

結局、私は自分との約束を破り、テヒョンに電話した。
そして、やっぱり彼は電話に出なかった。
いつもそう。

プルルルル—
どこかでテヒョンの着信音が聞こえた。
私は音のする方を探した。
見つけた。
彼がいたのは…
知らない女の子たちと楽しそうに話しているところだった。
最近、私にはそんな笑顔を見せてくれないのに。
なのに、知らない女には簡単に笑いかけるんだね。
その瞬間、私は怒りを抑えられず、大声で叫んだ。
そう、あの子たちに見せつけたかった。
この人には彼女がいるって。
私がその彼女だって。

「ねぇ、キム・テヒョン!!!」

突然、誰かが私の腕を掴んだ。
驚いて振り向くと…
「行くぞ。」
