夜遅く、チャンヨルが眠り、ペクヒョンはチャンヨルの顔をしばらく目に入れた。
「君を見たらまだこんなに暖かいんだけど。気をつけなければならなかったのに…」
結局ペクヒョンが静かな泣きを吐き出した。
「チャンヨルああ、どうしよう。お前に会う前に時間を回したくない。君のいない人生を考えたくない。私たちの記憶のたった一片も見逃すのが嫌だから。やってあげよう。
人魚はゆっくり立ち上がり、家のあちこちを歩き回り、私の痕跡を消しました。
プレゼントとしてくれたサンゴペン、私が流した水晶、チャンヨルにプレゼントされた貝のブレスレット。すべてを。
そして最後に少年が書いた日記までも。
人魚を入れた日記を破って、大切に折りたたんだ。
その下に最後を残した。
'愛していたすべてが、あなたには毒だったから。だから私は去る。もう私を愛する必要はありません。私はすべてを抱きしめて行きます。君と私が引き裂かれた後も、
私のそばにいなくても君は私の中にいる。
愛してます。
から。人魚。
愛しいチョコレートの蝶よ。


- 夏の少年、人魚の話。
