星が消えた夜

止まった時間の中で



時計塔は古くて壊れそうに危ない。
今は夜明け3時4分。
時針は止まったまま、動かなかった。

「時計を…元に戻すべきだったんだ?」テヒョンが慎重に塔の中に入った。
まもなく、汎規、連준、スビン、ヒューニングカイも一緒に入った。

塔の内部は思ったより複雑だった。明るい茎なしで暗く、壁には何かが描かれていた。
砂時計、ゼンマイ、そして…子供の顔。

その時だった。
「ちゃん…ちゃん…」
どこからか針が動く音がした。
止まった時計が少しずつ、逆に回り始めたのだ。

「ちょっと、これは!」ヒューニングカイが叫んだが遅れた。
時間が逆さまに流れ始め、五人の体が虚空に浮上した。
目の前に広がったのは…彼らが初めて会った日だった。



「お前、練習生そうなの?」
厄介だった最初の会話。
緊張とときめきが混ざった表情。
初めて手を合わせて練習したダンス。
涙が出て笑った練習室の夜明け。

その記憶が蘇った。
しかしその中で…
何か奇妙だった。

誰もいませんでした。
いつも一緒だった誰か―彼らの影の中にあったもう一つの「メンバー」。
正確に顔は浮かびませんが、なんだか彼がいなければならないという気がしました。

「おかしい。私たちは五人なのに…なぜ六人の記憶が浮かぶのか」スビンは言った。
「記憶が消えたんだ」テヒョンがささやいた。 「時間が…彼を包んだ」

その瞬間、時計塔の紙が鳴った。
「クン…クン…」

砂のように流れていた記憶の中で、ひとつのシーンが輝いて残った。

 誰かが手を振っていた。
白い髪。雪は星明かりのように輝いた。
「覚えてください。私を」



そして目の前に2番目の鍵が浮かんだ。
記憶の彫刻、輝く水晶のような鍵だった。



5人は再び時計塔の中に戻った。
すべてが所定の位置に戻った。
時間は再び流れていた。

しかし心は複雑だった。
「私たちが忘れている人がいます」ヨンジュンは言った。

「その鍵、おそらくその子と関係があるだろう」スビンは2番目の鍵をじっと見つめた。
その瞬間、空が割れて声が聞こえた。

「三番目の鍵は「忘れられた空間」、月のない夜の庭にある。」