..たぶん最後の旅行なのに計画でも組むか?
いつも計画をしたことがなくて難しかったけど
こんなことを君のためなら。
。
。
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時間はすぐに過ぎ、あなたを空港で会うようになった
きれいに飾ってきた君の姿は、これまで以上に
もっと眩しく感じた。
「今日はきれいに着てきたね…」

ときめく君の手をいつものように握ってくれて
あなたに優しい笑顔を与えた。
「特別な思い出をたくさん積んで来よう」
ただ楽しい君をだましているようだ
罪悪感も聞いたけど、
今雰囲気を破るのはもっと嫌だったから
ただ今はじっとナプドゥギにした。
行ってきて言っても遅れないだろう…
そう、またいろいろな考えが浮かぶ。
私の複雑な考えを破るあなたの一言。
「何を考えて呼んでも答えがない?」
私はその質問に初めてあなたに嘘をついた。
「ただ、あまりにもときめかしくてエキサイティングな…」
