長い間、一緒にいるのが当たり前のような友達がいる。
正直に言うと、一緒にいると時には迷惑な存在になる友達だ。
なぜかって?
こいつ、完全に子どもなんだよ。
小学校、中学校、高校。
それどころか、幼稚園まで一緒だった友達。
イ・ジフン。
まあ、10年以上の付き合いだから、気楽なのは認める。
私はきれい好きな性格だから、気を許せる関係はありがたい。
だけど、こいつは年を逆に取ってるんじゃないか?
<幼稚園時代>
純粋そのものだった、あの頃。
「あっ!」
幼稚園で積み木をして遊んでいたとき、
私が積んだ木のブロックが崩れて、足の甲にぶつかった。
じんわりと涙がにじむような痛みだった。
青くなった足を数秒見つめた後、
ついに涙がぽろぽろと地面に落ちた。
「うぅ… 痛い… ひっく…」
静かに隅で、足を見ながら涙をこぼした。
声を上げて泣くこともなく。
…
ただひたすら、青くなった足の甲を見つめていた。
涙が視界を遮っても、
鼻水が流れても、
そんなことは気にする余裕もなく、
ただただ、じんじんと痛む足に意識を向けていた。
「はい。」
そのとき、私にハンカチを差し出した子がいた。
私がそれを受け取ることなく泣き続けていると、
隣に座って、ハンカチで涙を拭いてくれた。
そして、
「フン!」
と、私の鼻をかんでくれた、まるで大人のような子。
それが、お前だったよな、イ・ジフン。
覚えてる?
…私だけが覚えてる、私たちの最初の出会いなのかな。
まあ、あの頃はまだ幼かったし。
痛くても何も言えず、
一人で泣いていた私がどれだけ情けなかったら、
同い年のお前が私の涙を拭いてくれたんだろう。
そういえば、ご飯を食べるときもお前は私を助けてくれたな。
箸の使い方が下手だった私に、
卵焼きをつまんで食べさせてくれたお前が、
どれだけすごい人に見えたことか…。
「ゲホッ!」
「はい、水。」
卵焼きが喉に詰まっても、
パニックになっている私を見て、
落ち着いて水を差し出してくれた、本当に賢い子だった。
それから、私たちはいつも一緒だった。
一緒に歩いて、
一緒に積み木を積んで、
そして——
一緒に小学校に入学した。
<小学校>
私たちの入学式。
大勢の人が集まる講堂で、私たちは並んで座っていた。
不思議なことに、お前と私はいつも同じクラスで、
一度も離れたことがなかった。
私の母は、転びやすい私のそばにお前がいてくれることを、
とても喜んでいた。
運動神経が良いのか、
私が転びそうになるたびに、
お前は片腕でしっかりと私を支えてくれた。
反応もすごく速くて。
…
…
そして、1年生、2年生、3年生、
4年生になったとき。
やっぱり、私たちは同じクラスだった。
母は「良かった!」と言って、
「うちのドジな娘をよろしくね」と言いながら、
ジフンにお菓子を渡していた。
すると、お前は、ふくれっ面をしている私を見て、
自分の持っていたお菓子を取り出して、
私の口にぽんっと入れてくれた。
