ワット❓AUギャラクシー(SB19)

2. 運命の出会い(2/2)

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ジャスティンは共和国の中心であるエイドロン(惑星)出身です。

伝説のエイドロン(メカ)を操縦できるのは、この惑星の出身者だけであり、だからこそ彼らは神に例えられる。このメカの操縦者は皆、ロード(領主)の称号を持つ。

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[視点]

「あ、ありがとう…助けてくれて」緊急着陸地点の砂塵の合間に「神様」が言った。

自分のマシンがブラスターとともに墜落し、今は廃墟と化しているのを目の当たりにしたとき、そのどもりはフェリペを際限なく苛立たせた。

「エイドロン、感謝なんていらない!機械が必要なんだ。修理してくれ!」彼は怒鳴った。

高等生命体とされるその生物はたじろぎ、小さな声で答えた。「あ、私の名前はジャスティンです…エイドロンではありません。」

彼は眉をひそめた。「ゲームでもやってるのか?俺がお前の命を救ったじゃないか?名前なんかどうでもいい、エイドロン。メカを返せ!」

「言ったでしょ、ジャスティンだよ! いいかい、本当に感謝してるよ。でも、一体何を言ってるのかさっぱり分からないよ!」ジャスティンは、まだ息が荒いまま言い返した。

フェリペが「ジャスティン」に初めて怒りの火を灯した瞬間だった。そしてその時、彼はその子が実はティーンエイジャーで、おそらく自分よりも背が高いことに気づいた。しかし、それでも彼の怒りは収まらなかった。

フェリペは常に物事を、役に立つものと役立たないものに分類してきた。シエラ・ランドフィルで過ごした長年の経験が、この考え方を彼に植え付けたのだ。そして今、彼が相手にしているのは、たとえ神のような存在であろうと、自らの救世主を敵に回すことで自己保存の意識を持たない、成長期前の不良少年で、後者であることになりつつある。

「馬鹿馬鹿しい。エイドロンでもないのなら、なぜスワロフスキーの涙を流すんだ?」

「えっと…何?」ジャスティンが質問を終える前に、フェリペはメカのバンカーを開け、大量の黒い煙を噴き出させた。

エンジンの排気ガスの猛攻撃で咳き込み、喘ぎ、ジャスティンはすぐに涙目になり、フェリペが言った通り、彼の涙は空気に触れた瞬間に結晶化した。

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エイドロンの目に浮かんだ衝撃は本物であり、その単純な驚きから、フェリペは、この「ジャスティン」の無邪気な外見の下に、もっと多くの謎が潜んでいることを確信した。

フェリペは、絶対に関わりたくない謎を解き、その子がようやく混乱し始めたとき、「お前は役立たずだ。自分が何者なのかもわかっていない。出て行け」と宣言した。

そして、記憶喪失のエイドロンの「ジャスティン」は、フェリペと一緒にいることが生き残るための最善の策であると判断したのです。

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