小さな太陽の雲💜

03

「どうしてそんなに長い間、自分のものではない人を追いかけているのですか?疲れませんか?」
「盲人がある日突然光を見るときの気持ちがわかれば、私の頑固さもわかるでしょう。」
「でも、最初から無理だったんでしょう?」
人生の終わりまで手を繋ぐことだけが、完璧な終わり方ではない。青春時代の不安の中で出会い、共につまずき、そして支え合いながら立ち直り、春の陽光を迎える。それだけでもう十分だ。私にとっても彼にとっても、もしそれが叶わない運命なら、未来に現れることを強要するつもりはない。今、共にいられるだけで十分だ。
「今はいいけど、後で手放せるかな?」
「たとえ不可能だとしても、こうあるべきだ。私は彼を愛しているし、彼が私を尊敬してくれるように、私も彼を尊敬している。後ほど、私たちは二人でバージンロードを歩く。私は新郎の隣でシャイに、彼は新婦の隣で優雅に。そして、お互いの幸せを祝ってグラスを掲げる。そして、私たちは徐々に互いの生活から離れて行くだろう。でも、決して消えることはない。ただ、存在の仕方が違うだけ。だから、教えて。なぜ私は彼を手放せないの?」