笑顔の裏側

エピソード5

休憩時間中、ジェミンの視線は学校の隅にある古い建物へと向けられた。額がぴくっと動き、誰かが立っているのを見つめた。「この建物、見たことあるけど、どこ?」ジェミンが呆然としていると、ユンギが驚いた。「ジェミン!!」驚いたジェミンは、とっさに本をユンギに投げつけた。しかし、ユンギはそれを避けた。「ユンギ!僕、びっくりしたでしょ?」ジェミンが言った。「ところで、あの建物は何?」ジェミンが尋ねた。「知らなくてもいいよ」とユンギが言った。「あの店に何かあったのは分かっていた」とジェミンは思った。「ジェミン…ジェミン…ジェミン、彼は嘘をついている…ジェミン…彼に近づかないで…そうしないと、大変なことになるよ…」ジェミンは再び声の主を振り払った。ジェミンは左を振り返ると、血まみれの男の死体を見つけた。何もなかったかのようにふるまっていた。photo