「 どうしても最初から最後まで理解できないんだけど
とりあえずこれから聞こう
お父さんに俺を彼女だって紹介したの、なんで? 「
ファン・ヒョンジンは少しの迷いもなく言った
計画があるって
さっきと同じ答えに、瞬間的に腹が立った
「 お前、俺と親しいわけでもないだろ。何してんだ? 」

「 じゃあお前は、さっきの通話内容を聞いていたくせに
どうして聞いてないって嘘ついたんだ? 」
どうしても口が開かなかった
頬をふくらませながら
私の返事を待っていたお前の表情が
妙に変わった

「 答えられないんだね 「
ゆっくり下がっていた視線は唇で止まった
質問への答えを全部聞いたわけではなかったけれど
ざっとまとめるとこうだ
ファン・ヒョンジンはハンソン・グループ会長の息子
つまり、大韓民国最高の財閥家の出身ということだ
中学生の頃、入学と同時に
自分がハンソン・グループ会長の息子だということが
ばれてしまったせいで
学校生活がめちゃくちゃになったと言っていた
今回入学した高校では
前みたいにややこしい学校生活を避けるために
入学前に校長先生にだけ先に伝えておいたそうで
誰も自分が財閥家だと知らない状況で
唯一私だけが勘づいたのだった
私がカーニバルで乗り降りするファン・ヒョンジンを 初めて見た日に
ファン・ヒョンジンも私を見つけたけれど
できるだけ気づかれないようにしたそうだ
それで路地で偶然通話している最中に
近くで私と顔を合わせて
これを機に家へ連れてきたのだった
結論として、路地で私が通話内容を聞いてさえいなければ
こんなことは起きなかったはずで
いつもみたいに静かに過ごしていたはずだと言っていた
自分の家に連れてきた理由については
しばらく迷ってから、口止めのためだと答えた
会長に彼女だと紹介した理由は
結局最後まで口を開かず、聞けなかった
」 つまり、それを聞いちゃった俺のせいってことだろ? 「

「 そうだね 」
