ドレン

09











“ まったく、最初から最後まで意味がわからないんだけど
とりあえず、まずこれを聞こう
なんでお父さんに私を彼女だって紹介したの? “


ファン・ヒョンジンは少しの迷いもなく言った

計画があると

さっきと同じ答えに、瞬間的に怒りがこみ上げた


“ あんた、私とそんなに親しいわけでもないのに、何してるの? ”



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“ そっちこそ、さっきの通話の内容を聞いていたくせに
なんで聞いてないって嘘ついたの? ”


どうしても口が開かなかった

ほっぺたをふくらませながら
私の返事を待っていたあなたの表情が
妙に変わった



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“ 答えられないんだね


ゆっくり下がっていた視線は唇で止まった









質問への答えをすべて聞けたわけではなかったが
ざっくりまとめると、こうだ

ファン・ヒョンジンはハンソングループ会長の息子
つまり、大韓民国最高の財閥家の御曹司ということだ

中学生の頃、入学と同時に
自分がハンソングループ会長の息子だということが
ばれてしまったせいで
学校生活がこじれてしまったと言っていた

今回入学した高校では
前のように学校生活がこじれるのを避けるために
入学前に校長先生にだけ先に伝えておき
誰も自分が財閥家だと知らない状況で
唯一私だけが気づいた

私がカーニバルで乗り降りするファン・ヒョンジンを初めて見た日に
ファン・ヒョンジンも私を見つけたが
できるだけ気づかれないようにしたらしい

それから路地でたまたま通話している最中に
近くで私と顔を合わせて
これをきっかけに家へ連れてきたのだった

結局、路地で私が通話の内容を聞かなければ
こんなことは起きなかっただろうし
いつも通り静かに過ごしていただろうと言った

自分の家に連れてきた理由については
しばらく迷って、口止めのためだと答えた

会長さんに彼女だと紹介した理由は
結局最後まで口を開かず、聞けなかった


” 結局それを聞いちゃった私のせいってことだね? “



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“ うん ”











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