「僕もこの学校の生徒だから、この公園に来ることもできるよ」と答えた彼は、ジョングクと同じ椅子に座ったが、やはりジョングクに背を向けた。
「では、楽しんでください。僕が先に行くよ」とジョングクは言い、立ち去ろうとした。
「おい、君はクラスメイトに、机の隣の席の人にも酷すぎるよ」と、ソジは冗談めかして言い返した。
「何が欲しいんだ?」ジョングクは尋ねてまた座った。
「隣の席の人と話したいだけなのに、それもダメなの?」とソジはジョングクに聞き返した。
「わかった」と彼は屈服して答えた。
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3分間、彼らはお互いに話さなかった...
「なぜオーディションを受けたくないのですか?」
「歌手になりたくないの?」とソジはジョングクに尋ねた。
「そのことだけを話し合うために僕と話したいなら、僕は帰るよ」とジョングクは答え、すでに再び立ち上がりゆっくりと立ち去った。
「君の歌唱力は本当に素晴らしいね!僕がこの学校に来たときから気づいていたよ」と、同じく立ち上がって足を止めたジョングクのほうを向いて言ったソジ。
「聞いたでしょう?その時は興味ないって言ったよ」彼はソジを見ずに答えた。
「理由は何だ?」と、ソウジは再び尋ねた。
「ただやりたくないだけだよ。理由が必要かな?」ジョングクはソジに質問し返し、自分を見つめているソジのほうを向いた。
ソジは目の前にいるジョングクを黙って見つめ、すぐにこう言った。
「そんなことをする前に、まず彼を好きになる必要があるの?」 ソジはジョングクに質問し返し、ジョングクはさらに彼を見つめたが、ソジは言葉を続けた。
「何かをする前に好きである必要はありません。時間が経つにつれて、自分がやったことや情熱を注いだことをゆっくりと好きになるでしょう」とソジはジョングクに心から言った。
ソジの賢い答えにジョングクの目は大きく見開かれた。
