僕が運命じゃなくても(日本語)

6.Goodbyeの兆し

「チェボング話がある」

ある日バンビは上司に呼びだされた。

内容はこうだ、新しく海外に拠点が出来るからそこの開発部のリーダーにならないかと。

そこは飛行機で片道7時間ほどの国だった。

連休で帰って来れないこともないが、時差もあるしプリとは今までのように気軽に連絡を取り合うのは難しいだろう。


「そろそろ潮時なのかな」


思わずつぶやく、どうせいつまでも叶わない想いなのだからいつかは諦めなくてはいけない。

それが今なのかもしれない。

物理的に距離を置けばいつかは忘れる日が来るだろうか。

でもこの気持ちは捨てたくない。

あぁ、少しだけでいいから彼女の声が聴きたい。

笑いかけて欲しい、そして行かないでと困らせて欲しい。

そしたら何も考えずに決断できるのに。


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