「うん…」
力強く目を開けるとまぶたの上のほこりがサルリョク、落ちた。かなり長い間精神を失っていたようだが、気がつくと私の姿勢が腐りがちでないことを悟った。首を一回回すのも力にかかって、精一杯眉間を刺した。
「コロック、それ、そこに誰がいない?」
「誰も、コロック!ない…?!!」
喉が沈んで咳をするというせいで、声はどころか言葉を吐くことさえ難しかった。二度との賑やかな響きが空間を振り回したが、人はどころか小さな動きさえ感じられなかった。時空間が止まったように周辺は静かだった。
「はぁ…はぁ…」
製法 体を動かせるようになるとふとこの空間に対する疑問が集まってきた。電気が出たのか火は入らず、たまにずっと気分悪くても冷たい空気が不気味な気分を極大化した。慎重に体を下げて恐怖感を抑えたまま、手に持っていた携帯電話の電源を押した。あまりにも暗いせいで視界確保がきちんとできずフレッシュを上げようとしたがバッテリーは出てから長くなった。くそー、これからは日付と時間で、何も知ることができなかった。悪い状況を後にしたままメンタルをつかんだ私は手で周りをたどり始めた。目には目、これには歯。体にぶつかっても、この漆のような闇の正体が何なのかを明らかにするのが最優先だという考えだったから、できない行動でもなかった。
タダック、トゥクトゥク。
何かに横たわっていたように手を伸ばそうと体を起こすと足が床に触れた。背中に背もたれがかかっていることで推測し、現在の位置は椅子ではないようだった。椅子の上に身を掴んだと打ったときに少し曲げられたが、私のキーをすべて収めることができる程度ならかなり長いのだということが分かった。底は細かい物体が広がっていたとしてもそれなり滑らかだった。足を最大限広げてみたが、採るものがより多くなるだけで終わりに届かなかった。こんなに広い空間だとかなり良くなったようだった。少なくともここが密室なら酸素不足で死亡する時間ぐらいはもっと遅れるだろうから。
...そういえば、
「どうしてこうなったの?」
目の前に迫った状況だけに没頭してみると、最も重要なことを忘れていた。私はなぜ、どうしよう、何の理由でこの闇の中に残されてしまったのか?
再び沈黙が止まった。悲劇的な現実を否定することができない一人の諦めであり、不満だった。
時間がどのように流れているのか分からないようだった時、体の生体リズムが再び精神を起こした。極限の状況でも食欲は仕方ないな、間違った言葉ではないようだ。今回はひどい空腹と喉の渇きが集まり始めた。
「…一旦ここから出なければならない」
そうだ。一旦外に出るだけで、太陽でも月でも光があるだろう。最悪の状況が起きるけれどはしないことを願う心で私は拳をしっかりと握った。足を伸ばして周囲に穴や障害物があることを確認した後、ゆっくりと立ち上がった。
闇の中の脱出が始まった。
