慎重に書くフラグメント

私の台無しの皇帝


干ばつの荒涼とした土地。
水がなくて地が割れた地には水よりも多くの血が流れている。惨めに山のように溜まった、国のために死んだ兵士たち、出征時とは違ってしわくちゃになって破れた赤い旗、濃い火薬の臭いと血の臭い、燃えて風に吹かれる灰…その遺体の間に輝くより血のように澄んだ赤い髪に少女が遺体の前に立っている。一見すると戦争孤児のように見える少女の目には何の感情も立っていない。その少女は自分がしていた青いスカーフを風に吹き飛ばした。

「そんなに去ったんですね」


ある遺体を無表情で見つめていた少女は未練なく後ろを振り返って私の道を行った。無表情だった少女に表情は歩けば歩くほど悲しみに表情が浮かんで結局涙を落とした。

「ああ、私の皇帝様」

「誰のための戦争だったのか」

この戦争は単に貪欲なシンハたちによって始まった戦争だった。

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