カメラ

第1話





20xx年 xx月 xx日




穏やかだったある日。









「え? ホムマ?」

*ホムマ = ホームページマスター*

「うん。私、ホムマだったんだ。」

「えっと、芸能人とかを撮る人?」

「うんうん。そうじゃなくて、」
「君、ホムマやってみる気ある?」

「私が?.. 突然?」

「うん。君、ずっと私にやることがないってぐちぐち言ってたじゃない。」
「大学、家、大学、家って感じだったし。」

「それはまあ、そうだけど..」

「この機会に一回やってみなよ。」
「私もやってみたら、自分に向いてることを見つけた気がして。」

「そう? ふーん..」

「いきなり始めるのが難しかったら、私のアカウントあげるよ。」
「あまり有名じゃないから。」

「わかった。やってみる。」




3時間後。家



「ホムマか.. まずはアカウントから見ないと。」

「名前が.. Y?」

「おお.. それでも登録者百人くらいはいるんだ。」

「だいたいどうやるのかはわかったし..」

「明日ボネクドだっけ... どこかのアイドルがコンサートをやるらしい。」

「一回行ってみよう。」









「しまった。」

「いや、なんでコンサートのチケットが必要だって知らなかったんだ???..」

「いくらなんでもこのくらいは考えられるだろ..」

「...」

「はあ.. もう戻ろう。」




 
「あなた .今あのアイドルのほうがいいって言うの?」

「いや、オッパ.. そんな意味じゃないよ..」

「もういい。付き合ってもう二日も経ってるのに。」
「その歴史的な瞬間に、今コンサートへ行くっていうの?」

「それは.. 先に予約しておいたから、どうしようも..」

「じゃあキャンセルすればいいじゃない。」
「ほんとがっかり。ふん。私、行く。」

「オッパ!!」


ふわっ ~

ドサッ。(コンサートチケット)

「何だこれ」

「ほんと何だこれ」

「とりあえず持っていかないとね...?」












'お...アイドルのコンサートだから、なんか不思議'

'ってことは、あそこでアイドルが出てくるってことだよね?..'

'深呼吸して.. うまくやろう!'


歌が流れている中 ~

'?..歌?'

....




きゃあああっ!!


かっこいいです!!!







'う..耳は何だ?'

'あ、アイドルが出てきたんだ。'

'どれだけかっこいいのか見てやるか。'

'どうせどれも同じ..'


photo


'..じゃない??'































































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