私を待たないで

31話 - 3つ目の願い

3年はあっという間に過ぎ去った。

――――――


「3年、

1,095日、

26,280時間、

94,608,000秒。

2つ目の願いの有効期限が切れました。」


テヒョンと過ごした幸せな時間は後ろに置き去りにされ、今ではその記憶も遠くへ消え去っていた。


ユジョンは落胆した。

でも、2つ目の願いと同じ願いをすれば、結局は同じ結末になることを彼女は知っていた。


だから3つ目の願いは、違うふうに願ってみることにした。


「願いは叶いました。

…今回の願いは、

有効期限がありません。」


***


熱気に満ちた公演会場。

応援する人たち。

遠くから聞こえてくる聞き慣れた声。


ユジョンはその真ん中にいた。


そして彼の歌声が聞こえてきた。


「私に聞いたよね

一番幸せだった瞬間を思い出してみろって

私はいつだってあの青を思い浮かべるよ

君が私にくれた、あの青を


悲しくてくすんだ青じゃなくて

私が大切にしている青いTシャツでもなくて

空の青

海の青だよ」


テヒョンのきれいな声を聞いていたユジョンは、何かを思い出したように慌ててステージに上がった。

そして一緒に歌い始めた。

彼の歌を。

自分たちの歌を。


「私たちの夏は本当に青かった

僕らは美しい海辺に暮らしていた

もちろん、いつも青かったわけじゃないけど

思い出って、きれいに美化されがちだから

ラピスラズリみたいに輝いていた君の瞳を覚えている

海みたいにきらめいていたその眼差しを」


ついにテヒョンとユジョンは、互いにもう一度向き合った。

 

 

+) 2つ目の願いは終わったね...願いの有効期限は3年だから...

だからユジョンは最後の願いをするんだけど、今回の願いには有効期限がないんだよ...

ユジョンはいったいどんな願いをしたんだろう?

 

 

 

 

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