私たちはケーブルカーに着いた。
「へへっ..ㅎ おい..降りて..!」
「...お前、腰は大丈夫か..?」
「はは..ㅎ これくらいで何を..全然平気だ!」
それはそれとして、お前ちゃんと飯食えよ..!」
サンヒョクが腰を起こして言った。
「はは..ㅎ 俺が俺より
デジクッパ たくさん食べたみたいだが... お前が食え..!“
「ㅎ...あの.. お姫様..? 早く降りてください..?」
「あ..!! すみません〜“
”ㅋㅋ 行きますよ〜“
ケーブルカーに乗ってから
「うわ... 海ほんとにきれいだ..」
「だよな..」
「そ...ドアヤ...!」
「うんㅇ..?」
「これ..ㅎ 誕生日プレゼント!」

”え..? 誕生日プレゼント?“
誕生日プレゼントか.. 本当に久しぶりに聞く言葉だった。
最後にちゃんともらったのは
保育園で絵本をもらった時だったから...
私は他の子たちに誕生日だと
言いふらして歩くこともなかったし、
誕生日プレゼントもあまりもらうタイプじゃなかったから
誕生日プレゼントがすごく久しぶりだった。
...実は、恋しかったのかもしれない。
両親はいつも仕事に出ているか喧嘩していて、
時が経った今は兄さんはいつも仕事に出ているし..
私がいつ誕生日プレゼントがほしいなんて言えただろう。
もしかしたら、少し早く大人になってしまったのかもしれない。
私も両親に誕生日プレゼントでこれ買って、あれ買ってって
甘えたり、だだをこねたりしてみたかった。
でも誕生日のたびに家にひとりだったり、
外から聞こえるのは喧嘩の声だけだったし
今は自分の誕生日プレゼントどころじゃなく、お金が出ていく先が多いってもう知ってしまっていたから、口に出すのが簡単じゃなかった。
「....」
たくさんの考えがよぎって
いつのまにか涙が出ていた。
「...? ドアヤ..!! なんで泣くんだよ..」
サンヒョクが私を抱きしめながら言った。
「...サンヒョク、すごくありがとう..本当に..ㅎ」
サンヒョクは何も言わずに私の背中をさすってくれた。
”....”
そうしてしばらく泣いた。
その時サンヒョクが私の涙を拭いてくれて 言った。
”ドアヤ..ㅎ 俺はお前に幸せでいてほしい。

もちろん毎日毎日幸せでいられるわけじゃない..俺だってそうだし。
でも俺といる時はドアヤ、お前が誰よりも幸せでいてほしい。
ドアヤ..つらい時は泣いていい..涙を我慢するな。
どこかでは泣けなくても、俺といる時くらいは泣けよ..
俺は、俺たちが互いに寄りかかれる関係になれたらと思ってる。
だからドアヤ..ㅎ つらいなら泣いていい。
俺たちまだ若いんだから...たくさん泣いて、たくさん笑おう..ㅎ
俺がお前をすごく愛してて、頼りにしてるって分かるだろ?
つらい時は、理由は分からなくても
ただこうしてそばにいてやる..ㅎ“
サンヒョクのこの一言がどれだけ必要だったか
つらいなら泣いていい
「ㅎ..サンヒョク、..こんなこと言ってくれてありがとう。“
”ㅎ..照れくさいな...早くプレゼント開けろよ!」
プレゼント箱の中にはネックレスが入っていた。
「はっ...! 何これ..高いものをなんで..」
「ㅎ..これ高いものじゃないよ...
俺が東大門で見て回ってたら
お前に似合いそうだなって思って..“
「でも..ㅎ ありがとう!」
「どういたしまして..ㅎ ネックレス貸して!」
俺がつけてやるよ...!」
「わあっ..! じゃあお願いします!」
サンヒョクがネックレスをつけてくれている間
ケーブルカーが揺れた。
そしてサンヒョクと私の唇が 触れた。
「....!」
サンヒョクは自然に私を見て言った。
「ㅎ..まだちょっと早くないか..?ㅎ」( 第18話 終わり )
