ジソク短編集

私たちだけの小さな隠れ家

午後の太陽光が重く降り注ぎ、僕たちが履いたブーツの下で、荒く乾いた土の地面を熱く焼いていた。まぶしくて手で日差しを遮りながら、僕は敷地の周りを横切って友だちと歩幅を合わせて進んだ。遠く離れた倉庫のひとつに保管された古いトランポリンを見つけ出すミッションの最中だったけれど、殺風景な景色とは対照的に、僕たちの会話はただ賑やかで愉快なばかりだった。

小道の端に静かに寄り添う、年月の跡がにじんだ小さな赤い木造の建物を通り過ぎたその瞬間、扉がきいっと開いた。

角の向こうから、見覚えのあるまぶしい顔がひょいと顔をのぞかせた。ジソクだった。あいつは額についた砂ぼこりをぬぐっていて、黒髪は少し乱れていたが、僕と目が合ったほんの一瞬に、顔いっぱいにきらきらと誇らしげな笑みを浮かべた。

「俺たちだけの小さなアジト、全部作ったよ!」あいつが叫んだ。低めの声の中には少年みたいな胸の高鳴りと優しさがたっぷり滲んでいて、聞いた瞬間、胸がじんと熱くなった。

思わずびっくりしてくすくす笑いがこぼれ、心臓が気持ちよく弾んだ。僕は友だちを振り返って小道の下の方を指さした。「トランポリンの倉庫はあそこの木をまっすぐ抜けた先だよ!先に行ってて、すぐ追いつく!」友だちはいたずらっぽい笑みを浮かべて手を振ってくれ、僕はすぐさま踵を返して低い階段を駆け上がり、赤い建物の中へジソクを追って入った。

敷居を越えた瞬間、思わず息を呑んだ。

「ジソク、ここほんとやばい。」僕はすっかり魅了されたまま周囲を見回して笑みを浮かべた。こぢんまりした空間なのに、とても精巧にデザインされていた。吹き抜けの二階建てで、どちらの階も僕たちが完全に背筋を伸ばして立つのに十分な広さがあった。内側の木材はナチュラルでありながら少し濃い茶色に塗られていて、あまりに滑らかで綺麗だから、階段の手すりに当たる光がガラスみたいにきらりと反射していた。

「まずは下を見て。」ジソクが低く呟き、案内するみたいに僕の腰の下あたりを手でやさしく包み込んだ。

1階には可愛らしいミニキッチンが作られていて、棚には僕の一番好きなお菓子と飲み物がきちんと並んでいた。そのすぐ隣には、地面を丸く掘って作った素敵な読書スペースがあった。心からくつろげる秘密の洞窟みたいな雰囲気だった。壁一面は造り付けの本棚で埋め尽くされ、なめらかでひんやりした石の縁が、ふかふかの枕の山でいっぱいの大きくて上質なソファエリアを囲んでいた。その上には、あたたかなエジソン電球の天井がやわらかくきらめき、空間全体に魔法みたいで居心地のいい光を落としていた。

「それで、上の階はここだよ。」ジソクがきらめく木の階段の上へ僕を導きながら、僕の手をやさしく引いた。

階段のてっぺんにたどり着くと、パステル調の可愛い水色と薄黄色の花柄カーテンが入口にかかっていて、やわらかな扉の役目を果たしていた。あいつは長くて優雅な指先で布のカーテンを軽く開き、居心地がよくて完璧にミニマルな寝室を見せてくれた。大きなマットレスが壁と壁の間にぴったり収まっていて、頭から足先まで空間をいっぱいに満たしていた。そのすぐ横の広くて清潔な窓の向こうには、陽光が降り注ぐ外の景色が一望できた。

「気に入った?」あいつはいつもの落ち着いた調子に戻り、僕の表情をうかがいながらやさしく尋ねた。僕の許しを切望しているみたいで、目に見えて恥ずかしそうだった。

「大好き。」僕は心をいっぱい込めて言い、顔を向けてあいつの首に両腕を回した。「俺たちのために、これ全部やってくれたの?」

「ひとつ残らず全部だよ。」あいつは安堵と深い愛情のにじむ笑みを唇に浮かべて囁いた。そして僕の腰をしっかり抱きしめ、軽々と持ち上げて、二歩先のマットレスの上へ運んでくれた。

僕たちは一緒にふかふかの布団へすとんと倒れ込み、外の乾いて過酷な熱気を完全に忘れた。ベッドで落ち着いて昼寝をしようとすると、世界は気怠いリズムでゆっくり流れ始めた。ジソクはまるで完全に僕のくっつき虫にでもなったみたいに、長い手足で僕をぎゅっと抱きしめ、僕はあいつの胸元にすっぽり抱かれたまま、ガラス窓の向こうで静かに流れていく世界を眺めていた。あいつは僕の肩のくぼみの間に冷たい鼻先をちょこんと埋め、満ち足りた長いため息をついた。ジソクの指先は僕の手首をなぞるようにゆっくりと余韻の残る線を描きながら僕たち二人を包み込み、そうして僕たちは、新しく作った俺たちだけのアジトがくれる穏やかで安全なぬくもりの中に、すっかり閉じ込められた。

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