この作品はフィクションです

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ヨンジュンとセラの刺激的な塀キスは、そうして忘れ去られたかのようだったが
新しい人物が現れたことでTXTのメンバーたちとセラ、そしてボムまで
みんなが絡むことになって、思った以上に話が大きくなっていた ボムにバレた
あの日以降、一日おきどころかセラには脅しめいたメッセージが来るようになった
送信者は不明だったが、何となく分かる気がした。あの日、塀で見た
女の子 絶対あの子だ!! 無垢な顔をして裏切るやつ
セラはただのいたずらだろうと思っていた。こんなこと、一度や二度じゃなかったから
でも今回は違った。爪を噛みながら、メッセージと一緒に送られてきた写真を
見た。一人で塀でキスしているところを撮った写真たち、そしてヨンジュンと
一緒にいたときの写真もある。一目でヨンジュンとセラだと分かる
同じ写真を何度も送りつけて、脅し文句まで一緒に送ってくる
解決しようとしたが、ヨンジュンは興味がない
📱
おい、お前が何様でうちのヨンジュンに色目使ってんだ
離れないならこの写真、インスタに上げるぞ?
お前がどんな女か、暴いてやろうか?
お前が何様でヨンジュンとキスしてんだよ。俺だってまだしてないのに ㅆㅂ
付き合ってんの本当か? お前一人でショーしてるだけだってさㅎㅎ
ヨンジュンが、お前みたいな中身のない子を好きになるわけない
ヨンジュンは私を失望させない
ヨンジュンは私を愛してるって言った
などなど、ありえないメッセージを送りつけていた
番号を変えてもまた来た。メンバーなしで一人で時間を
過ごすと、どこかで自分を見ているような視線を感じて
怖くて、夜は一人で歩けなかった
通報しようと思っても、通報したらこの写真を見ることになるし
ヨンジュンより私のほうがもっと叩かれるだろう。どうせアンチファンも増えたし
いや、もうこの写真が流出したら付き合ってるってことにする? いや違う、ヨンジュンは
こんなの気にしないだろうし、売名カップルでいても損するのは私だけだし、私だけ!!!
とにかくチェ・ヨンジュンのクソ野郎!! お前のストーカーのせいで、なんで私がこんな苦しみを受けなきゃいけないの?!
「これ見てよ、毎日毎日脅してくるの」
ヨンジュンに、これまであったことを話してメッセージと写真を見せる
ヨンジュンの目つきが揺れて、スマホをもっと真剣に見る
「これを送ってきたのが誰だって?」
「あの日、塀で見た女の子」
「まさか..あの子のことを言ってるの?」
「 あの日、あの子しかいなかったじゃん。あの子じゃなきゃ誰なの?
あの子がオッパのストーカーじゃなくて何なの?」
「.. いや、違うはずだ」
「何言ってんの? 」
「ボムイはストーカーじゃない」
ヨンジュンの口から女の子の名前を聞いて、眉間を寄せる
ボムイ? ふん、オッパの口から女の子の名前を聞くのなんて初めてだ
「とにかく、関係ない人を疑わないでじっとしてて。私も調べるから」
「は、急にどうしてそんなに積極的なの? 興味もないくせに」
「流出したらお前と私にとって何の得もないじゃん。今だってイメージ悪いのに、もっと悪く
なりたいわけ? あ..いや、もうこれ以上悪くなるイメージもないか」
わなわなと震える、魂のこもっていないヨンジュンの言葉に、的を射られたみたいで腹が立ったが
憎みきれない存在だった。ひどく好きだから
ヨンジュンが振付室を出ていくと、苛立ち始めるセラ
「..セラ、少し休もうか?」
「うん、私はカン兄さんのところ行ってくる」
ビビアナのメンバーでリーダーのヘミの言葉が終わるやいなや
セラは事務所の近くにある漢江のカフェへ向かった
セラはボムイをヨンジュンのストーカーだと完全に思い込んでいた
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漢江とセラも、練習生時代を一緒に過ごした仲だった
途中で辞めたあとも連絡を取り合う関係でもある
セラがやけに漢江を実の兄みたいに慕っているのもある
締め切り直前に久しぶりに来たセラを漢江はうれしく思った
「お、カン・セラ、お前どうしたんだ? 来ないかと思ってたのに?」
「カン兄さん」
「..どうした?」
子どもみたいにしょんぼりしている様子に、カンイが心配して尋ねた
「チェ・ヨンジュン、もうこのへんで諦めようかな? 向こうから来もしないし、あのクソ野郎」
「ああ、諦めろ。もう諦める時だ。傷つくのはお前だ」
他人の口からヨンジュンの嫌な話を聞くのは嫌なのか、キーキー叫ぶセラだった
「それでもチェ・ヨンジュンが好きなんだもん、キスがどれだけ上手いかってば」
すぐに顔を赤くするセラ。呆れて笑うカンイは、セラに慣れているようで
アイス・シュペナー・ラテだよな? と言って、急いでコーヒーを作るカンだった。そして厨房の片付けをしながら、聞きたくなかったのに聞こえてきてしまい、余計に聞いたんだと思った。カン・セラはチェ・ヨンジュンと
塀でキスした仲ではあるが、だからといって恋人同士でも、いい感じの相手同士でもない
なのに、愛してもいない相手がキスをするなんておかしいと思うボムだ
コーヒーを作ったのはカンイだったが、出したのはボムイだった。ボムイを見るやいなや、セラは
眉間を寄せて首をかしげる。会計が終わったあとも、ボムイの顔を穴が開くほど見て
いた。きれいな人に見つめられるのは嫌ではなかったが、カン・セラだったせいか
気分はあまりよくなかった。二人はまるでにらめっこでもするみたいに見つめ合っていた
「おい、カン・セラ、早く行け」
「あの、私たちどこかで会ったことありますよね?」
カンイの言葉を無視したままボムイを横目で見ながら尋ねるセラを見て、ビクッとするボムだ
「..初めて会うんですけど?」
「違う、私たち会ったことあるじゃん」
確信に満ちたセラは冷たい表情で言い、察したカンイが止めた
「セラ、こいつは俺の妹のボムイだ」
「え? お兄さんの妹だって?」
そのときになって冷たい表情が解け、また優しい目元の笑みを浮かべるセラ
「あ、そうなんだ。お兄さん、私行くね」
ひと言の謝罪もなく出ていくセラを見て、呆れるしかなかった
「ボム、セラが塀で、もしかしてお前に気づいた..のか?」
「うん、店長、私退職します」
「うん、だめ」
ぺこりと挨拶して帰ろうとすると、カンイはボムイのエプロンをつかんで
また引き戻す。カフェの外からカンとボムイを見ているセラは
じっとボムイを見ると、もう一度首をかしげた
「チェ・ヨンジュンの口から出た名前もボムなのに、でもカン兄さんの妹
の名前もボムで、別人なのかな..いや..あの日、私が顔を
はっきり見たのに、でもチェ・ヨンジュンのストーカーじゃないって?」
突然、頭がこんがらがるセラだった
絡みたくないのに、絡んでしまう彼らの運命だ
一方、ヨンジュンは個人スケジュールのため海外へ出国した
📱
ちびちゃん、帰ってきてから会おう
ㅡ
どういう内容?🤔
笑えるように書きたかったんだけど..
カン・セラはヨンジュンと同じ事務所の女性アイドル
ビビアナという4人組グループのボーカル
それにしても1話から今まで内容がめちゃくちゃ🥲
また最初から読み返さなきゃ
