

[翌日、プネッカフェ]
ダビン「来たの??」
ヨジュ「うん、何食べる?」
そうして甘いスムージーとラテを頼んでテーブルに座る。
ダビン「いや、だから何の話なの? 今まで教えてくれないなんて?? 気になって死ぬかと思った」
ヨジュ「その.. 好きな人ができたの」
ダビン「お? 誰だって??」
ヨジュ「ウンハク先輩」
ダビンが目を丸くして、疑問だらけの表情で私を見る。
ダビン「え、あの先輩って君のタイプじゃないって言ってたじゃん」
ヨジュ「いや、でも昨日一瞬で恋に落ちちゃったんだよㅋㅋ」
私はダビンに昨日あったことをすべて説明する。
ヨジュ「とにかく、それ以来ずっと気になってたんだよね」
ダビン「お〜、キム・ヨジュ、ほんとに好きなんだねㅋㅋ」
ダビン「でも、その先輩も気があるんじゃない? 初対面の人にいきなり傘貸してって言う?」
ヨジュ「ほんとに??」 「えー、違うでしょ」
そう言いながら、ウンハク先輩も私に気があるんじゃないかと期待する。
ダビン「いや、それに電話番号まで聞き出したんでしょ? 私が見る限り100%あの先輩、好意あるよ」
ヨジュ「そうかな..?」
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家に帰りながら、ずっと昨日のことを反芻してみる。
本当にウンハク先輩も私に好意があるのだろうか?
昨日までは、その可能性は低いと信じていた。
でも今日、ダビンとの会話では先輩が私に興味を持っている根拠が山ほどあった。
私より恋愛経験が多そうなダビンの言うこと、もしかしたら合ってるんじゃないかな?
そう思うと、口元に笑みが浮かんだ。
[ボネク大学]
いつも通り講義室に入る。
すると、ウンハク先輩が座っている。
いつもは人に囲まれていたウンハク先輩が、ひとりで座っている。
ウンハク先輩の隣に座れるチャンス!
急に隣に座ったら変かなと心配になるけど、隣に座りたい気持ちのほうが大きくて近づく。

ヨジュ「こんにちは」
ウンハク「お! こんにちは。ヨジュだよね?」
ヨジュ「はいㅔ ここ、座ってもいいですか?」
ウンハク「いいよ!」
ヨジュ「この前はちゃんと帰れましたか?」
ウンハク「うん、おかげで」
ウンハク「そうだ。お礼するって言ってたけど、今度のお昼、俺がごちそうしてもいい?」
ヨジュ「えっ?」
ウンハク「昼ごはん、一緒に食べようって」
ウンハク「いや、無理なら食べなくても大丈夫」
ヨジュ「い、いいです、いいです、いいです..!」
ウンハク「いや、いいですを何回言うんだよㅋㅋㅋ」
ヨジュ「からかわないでください///」
ウンハク「ㅋㅋㅋㅋ いいよ、じゃあ今度一緒にご飯食べよう」
そうして講義が始まった。
隣に座ったウンハク先輩に、全神経が向く。
先生が話す内容は耳に一つも入ってこない。
ちらちら横目で見ていたら、ついにウンハク先輩と目が合った。
慌てて視線をそらした。
でもウンハク先輩は、それを見たみたいにふっと笑う。

そして私の手をとんとんと触る。
ウンハク「集中しなきゃ」
ウンハク先輩が耳元で話すので、耳がくすぐったかった。
