桜が散らばるキャンパス。
きれいですが、
人が多すぎて精神が一つもなかった。
「は…なんでこんなに複雑なんだ…」
手に持ったオリエンテーションガイドを何度も再確認しました。
きっと講堂と書かれているが、建物がみんな似ていてどこがどこか全く分からない。
「キム・ソヨン、気をつけよう…大学生だよ…」
一言を呟きながら道を歩いて、結局止まった。
このまま行く間、本当に遅刻しそうだった。
その時だった。
「あの、新入生でしょ?」
後ろから聞こえた声。
軽く、さりげなく投げた言葉だったのに
なぜか分からないように心臓がガタガタ落ちた。
…この声。
まさか。
ゆっくりと後ろを振り返った。
そして、
「…先輩?」
馬が先に飛び出した。
目の前に立っている人は
私が高校のとき3年を通して一人で好きだった人。
「上院先輩…」
名前を呼ぶ瞬間、
指先がまともに震えた。
上院は私をしばらく見た。
ちょっとびっくりした表情をしてから、笑った。
「…わかりますか?」
その一言。
予想した言葉なのに、
まさに胸がクック刺された。
ああ、そうです。
知らないしかない。
私はいつも遠くから見るだけだったから。
「…同じ高校でした。」
私は視線を軽く避けて言った。
「先輩…有名だったじゃないですか」
運動も上手く、
成績も良く、
いつも人々の間にいた人。
だからもっと近くに行けなかった人。
上院は頭をうなずいて言った。
「あ、だからどこで見たようだったんだ」
その言葉にとても少し、
ほんの少し苦しかったけど
私は笑った。
「はい…」
大丈夫だった。
また会っただけでも十分だから。
「新入生なら道が分からない?」
「…はい」
「どこに行きますか?」
さっさと案内文を広げて見せてくれました。
「講堂です。オリエンテーション…」
上院は紙をきれいに見て頭をうなずいた。
「あ、そこに」
そして自然に言った。
「同じように行きます。私もそちらに行く道です。」
「…はい?」
あまり気にしないように言って
ちょっとぼんやりした。
上院が少し笑って首を傾けた。
「嫌いですか?」
「…いいえ!」
あまりにも急に答えてしまった。
私も驚いて目を大きく浮かべ、
上院が小さく笑った。
「それでは続いて、後輩。」
彼は最初に歩き始めた。
私は少し後ろから彼に従った。
おなじみの後ろ姿。
高校運動場の終わりに
遠くから見たその人
今は手の届くように近い距離にある。
「…」
これが現実かどうか
まったく手をしっかり握ってみた。
その時、
上院が突然後ろを振り返った。
「でも名前は何ですか?」
「…あ。」
ちょっと止まって言った。
「キム・ソヨンです」
「ソヨン」
彼は私の名前を一度呼んで頭をうなずいた。
その短い瞬間なのに
心臓が奇妙に走った。
「名前きれいですね」
「…ありがとうございます…」
顔が熱くなるのが感じられた。
まともに頭を下げた。
しばらくの沈黙。
風が吹いて桜が飛び散った。
その間を歩きながら
勇気を出して尋ねた。
「先輩は…」
すでに知っている質問でしたが、
それでも聞いてみたかった。
上院が笑った。
「私?」
「…はい」
「上院です」
その名前
彼の口で再び聞く瞬間、
高校時代の私が思い浮かんだ。
体育大会の日、
遠くから応援していた私。
廊下を通り過ぎるたびに
まさに心臓が走った瞬間。
「知っていましたか?」
上院の言葉で、慌てて笑った。
「…はい」
上院がフィシック笑った。
「やっぱり」
そして、何気なく言った。
「じゃあこれからよろしくお願いします、ソ・ヨナ」
ソ・ヨナ。
その一言
奇妙に長く、
非常に長く残った。
しばらくやめて
小さく答えた。
「…はい、先輩」
桜が再び飛び散った。
その間を通って
ふと考えた。
おそらく
この春は
思っていたより
はるかに特別になりそうだ。
ソンティング、応援一つ一つ本当の大きな力になります… 🥺
たくさん応援してくれればもっと早く戻ってきます!
