宿舎までは10分の距離だから、話しながら歩けばすぐだろうと思った。
「こっそりカラオケでも行ってこようか?」
テサンが言った。
「僕たちはもう昼に行ってきたから。君たちだけで行って。」
「そう? 残念...」
「じゃあ二人は宿舎へ。口止めはきっちりしろ...」
「え、ええと!」
かなり低いテサンの声に、思わず怖くなった。言ったら、その日の夜はまともではいられなさそうな、そんな感じ...?
ザーッ- ザーッ-
道から少し離れたところが海だったので、波の音を聞きながら道を歩いた。
ハヌルやテサンがいれば、もっと気楽に話せそうなのに、なんでよりによって一緒にいるのがイ・サンヒョクなんだろう... こうなるなら、昼のうちに話のきっかけを少し探しておけばよかった。
「... 海、好き?」
「別に。」
「そ、そうなんだ。早く行こう。ちょっと寒い。」
私は腕を組んで体を縮めた。海辺だからか、風が学校より強い。
トン-
サンヒョクは私の肩に、自分が着ていたフード付きジップアップを掛けてくれた。サンヒョクに似た、ふんわりした匂いがした。
「...? なんだよ。」
「体に染みついた優しさ?ㅋㅋ」
いつの間にかまたネタの達人に戻っていたイ・サンヒョクだった。さっき照れてたイ・サンヒョクはどこ行ったの?!
「温かい?」
「少し。あそこ見える。」
私はホテルへ走って行った。サンヒョクも私のあとをゆっくり追ってきた。
どさっ-
「あ... 今日は一日ほんとに疲れた〜」
「気が抜ける...」
内向的なサンヒョクにとって、一日中外にいた今日はかなりしんどかったはずだ。
「大丈夫? かなり疲れてるでしょ。」
「すぐ寝れば大丈夫かも。先にシャワー浴びてもいい?」
私はうなずき、サンヒョクはキャリーケースをがさごそ探ってからバスルームに入った。
スマホを見ながらベッドでごろごろしていると、バスルームのドアがカチャッと鳴る音がした。バスルームを見たけど...
「え??」
すぐにドアが閉まった。あまりに驚いた。あ、何も着てなかった気がす...
スッ-
やがてドアがまた開いた。
「な、なんだ?」
「い、家では癖で...」
「もう忘れるから、これからはそうしないで... 私もシャワー浴びる。」
ドキドキする胸を落ち着かせながらバスルームに入った。

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ははっ、話がこのテンプレどおりに進んでますね^^
ちょっと意味不明な部分が出てきてます!!

