ふぅ~
今日は私の誕生日だ。携帯の通知は一日中鳴りっぱなしだった。友達、家族、同僚たち。
でも、私が待っていたたった一つの名前だけは、最後まで現れなかった。
何度もロック画面をつけた。 もしかして見逃した通知でもあるかと思って。でも、いつも同じ画面だった。
そのたった一つの名前を、何時間も待っていた。
イ・サンヒョク。別れてまだ1年も経っていない。それだけ未練がある。
いつも別れようって言葉を癖みたいに口にしていた私。そして疲れて去っていったあなた。私がこの関係を壊したのに、どうしてまたつながってほしいなんて思うんだろう。
23時。
いつの間にか時計は11時を指していた。一日ももう終わりに近い。久しぶりにケーキも食べて、誕生日プレゼントももらえたし、もういいと思った。
イ・サンヒョクからの誕生日おめでとうなんて、期待すらしていなかった。別れた恋人の誕生日におめでとうのメッセージを送る人なんて、この世にいるわけない。
誰もいない明け方になると、必ずあの日が思い出される。
別れた日。あの日も私はいつものように言った。
ヨジュ : 別れよう。
サンヒョク : またその言葉? 俺ももう疲れた。君の言う通り、別れよう。いつも別れようって言ってたのを見ると、君も望んでたんだね。
ヨジュ : あ、ち、違...!
いつも別れようと言えばごめんって謝ってくれていたサンヒョクだったのに... あの日はもう耐えられないというように私のそばを離れてしまった
私のほうが先に別れようって言ったのに、どうしてあの日は私のほうがたくさん泣いたんだろう。
どうしてあの時の私は、余計なほど意地ばかり張って、いつもサンヒョクの謝罪を望んでいたんだろう。
どうしてあの日は...
目がくらむほど美しく星が降り注いだ夜だったんだろう。
23時30分。
もう寝なきゃ。スマホを持って部屋に入り、ベッドに入った。目を閉じるだけで誕生日が終わるなんて、少し虚しかった。スマホを見直しても、新しい連絡はない。
本当に諦めなきゃ。これで十分だっj...
チリン-
ヨジュ : え?
突然来たメッセージに眠気が一気に吹き飛んだ。スマホには、くっきり通知が一つ表示されていた。
イ・サンヒョク。
-家にいる?
-うん
あ、送り返し早すぎた...?
-ドア開けて。
幸い、イ・サンヒョクからもすぐに返事が返ってきた。だけど届いた文を見て、目を疑った。
ドアを... 開けてくれって...?
私は慌てて部屋を出た。そのとき、インターホンが鳴った。
インターホンの向こうには、この1年ずっと何度も会いたかった顔が立っていた。私は今日一番明るい笑顔を浮かべて、ドアまで走っていった。
...あ。キム・ヨジュ、落ち着け。
元カレを見るのに、誰がそんなに嬉しそうなんだよ。できるだけ無表情に戻ってから玄関のドアを開けた。
ガチャッ-
サンヒョク : やあ。
サンヒョクは花束を持ったまま立っていた。すべて忘れたみたいに淡々とした顔で。でも少し息が上がっていた。
ヨジュ : どうしたの...?
サンヒョク : エレベーターが来なくて。
彼は一度息を整えた。
サンヒョク : 12時前に来なきゃいけないだろ。
サンヒョクは時計をさっと見て、ほっとしたような表情を浮かべた。そして私と目を合わせて、聞きたかったその言葉を口にした。
サンヒョク : ... 誕生日おめでとう、ヨジュ。
何も言えなかった。我慢しようとしても、涙が先に流れた。私は今日一日中、この一言を聞きたかった。
ヨジュ : ごめん、サンヒョク... ごめん... ただ、全部私がごめん...
その場に崩れ落ちて、わんわん泣いた。サンヒョクは私を立たせてくれた。そしてぎゅっと抱きしめてくれた。笑いながら。
サンヒョク : お前はありがとうより先にごめんなんだな。
私はサンヒョクの胸に顔をうずめた。
ヨジュ : なんで今さら...
サンヒョク : ... もともと来るつもりなかった。
サンヒョクは少し言葉を切った。
サンヒョク : でも、君の誕生日だけは、やっぱり素通りできなかった。
彼は無言で花束を私の腕に抱かせてくれた。
サンヒョク : 「生まれてきてくれてありがとう。」
その言葉を聞いた瞬間、1年間止まっていた私の時間が、
ほんの少し、また動き始めた。
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あーあ、あまりにも面白くないな、これ...
(こうして登場しなかったでしょうか...)

