昼休みのあと、倫理の時間になると眠気が襲ってくる。
まして先生の話し方はやわらかく、子守唄みたいだ。
すでにたくさんの子たちが眠気に勝てずにうつ伏せになっていた。
ヒロインちゃんもこっくりこっくり眠っている。
ヒロインちゃんの頭が相手役のジェヒョンのほうへ動く。
ジェヒョンはヒロインちゃんの頬をつんとつついて、顔を上げさせる。
ジェヒョン : 起きて、授業中だよ〜
ジェヒョンは小さくささやく。
ヒロインちゃんは目を見開いて眠りから覚めようと努力するけれど
重いまぶたがヒロインちゃんの前をふさぐ。
ジェヒョンはしばらくヒロインちゃんを見つめ、それからそっと手を取った。
指を絡めて机の下へ下ろした。
ヒロインちゃんは手に触れた温かな感触に、ぱっと眠気が覚めた。
ヒロインちゃん : え、な、何してるの...! 付き合ってるわけでもないのに...
ジェヒョンは指をさらにぎゅっと絡めながら言った。
ジェヒョン : じゃあ、付き合う?
ヒロインちゃん : ... うん//
眠気の押し寄せる授業時間、
新しい恋が芽生えた。

