夢の中で描いた色彩が、とても美しいので忘れられなかった。
ペクヒョンはホリンのように家を出て海に向かった。
ヨリンの足裏が貝殻に裂けるのも分からない。
ついに海に入ったペク・ヒョンが、唐突なしに盛り上がり、海の中に歩いた。
その時、チャニョルも寝てしまった。
隣の席が溢れていて寒かった。
布団と枕が湿った。
「ペク・ヒョンア」
寝室を拍手して家をすっかり後ろにしてもペクヒョンは見えなかった。
家を出たやいなや天気がまるで冷熱が出るのを待っていたように悪くなった。
雨が狂ったように注ぎ、波は島を掴むように去勢された。
ペクヒョンは海の下に、下に降りた。
とても美しい色を見つけて。
チャンヨルは絶対に知らないその色を。

- 夏の少年、人魚の話。
