
記憶を歩く時間
時は暑い暑い真夏、高校で迎える最後の夏休みの途中だった。他人よりも少し長い休暇に始まった遊園地の写真アルバは、やや退屈な日々に少し喜びを与えた。もちろん、その人がカメラレンズにつかまれるまでだ。

少し特別な遊園地アルバを、それも写真アルバを選んだ特別な理由ということはなかった。約1年前頃?誰が教えてくれたカメラを持って、撮る方法に味をつけたせいだった。私にとって写真とは、その人を覚える唯一の手段だった。その時の私があなたの写真をたくさん撮ったなら…仕方ない後悔高未練だ。
誰かの思い出のために一生懸命カメラシャッターを押すと、すでにアルバの最後の日だった。長いと思っていた夏休みが一週間も残らなかったなんて。物足りなさを十分に感じる前に、何人かの男が私の前に立った。
「私たちの写真を一枚撮ってください」
「はい、写真の印画はどうしますか?
「5枚やってください」
「あの前に書かれたらきれいに撮ってあげますよー」
似たような同年代に見える男5人が友情写真を残そうとした模様だった。私は明るい笑いで答えた後、隣に置かれたカメラの1つをそれらに向けて聞いた。左目をしっかりと巻いて半シャッターを押す瞬間、カメラの焦点が合わせられ、真ん中に立っていた男の顔が鮮明に捉えられた。
「え…?」
私は何もできませんでした。カメラレンズにしっかりと捉えられたその顔にシャッターをさえ押さえることさえできなかった。いや、正確には両手に力が抜けるようにカメラを逃した。私が逃したカメラはそのまま床に向かって、鈍い音を出して遊園地の床に触れた。
「主、ジュンが…きっと……」
カメラを震わせると、近くにいたみんなの視線が私に向かった。だが今私にそんなことなんて気にしない。現在私の頭の中をいっぱい満たしたただ一人、イ・ジュンのためだった。
両目いっぱい涙が冷えた。すぐにでも突っ込んで落ちそうな涙は幸いかどうか目元にギリギリ結んでいた。誰もが恥ずかしい法的な状況に私に近づいてきた人は、カメラを落とした張本人だった。あの男は床にぶら下がっているカメラを拾って私に渡した。

「私、大丈夫ですか?」
「……」
「なぜ…泣きます」
ギリギリに結ばれていた涙が結局とっといて落ちた。イ・ジュンをコピーしたのと同じような顔にイ・ジュンではないということを知らせるような彼と違う声のためだったのだろうか。
涙が頬に沿ってジュルリュク流れ落ちる。泣く渦中にもどんどん浮上するイ・ジュンの考えに涙は止まる気配が見られなかった。私の前の男は、顔が真っ赤になるほど誤熱をする私を恥ずかしくしながらも簡単に去るつもりはないように見えた。

