冬の恋

Episode 05 : 見慣れたぬくもり

ヨリムは本当に大きく変わった

話し方も断定的で、堅い口調だった

サンヒョクもその状況に慣れていた

でも理由が分からないので戸惑っていた

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한예림

「本部長、これ午前の会議資料です」

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이상혁

「机に置いて」

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한예림

「はい、、」

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이상혁

「ハン秘書」

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한예림

「はい?」

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이상혁

「ちょっと…座ってみて」

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한예림

「??」

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이상혁

「最近何して過ごしてる?」

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한예림

「会社に通っていますけど…?」

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이상혁

「それじゃなくて」

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한예림

「うーん..家で掃除して本を読んで過ごしてます」

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이상혁

「友達は?」

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한예림

「たまに会うことはあるんですけど、でもあまり頻繁には会えません」

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이상혁

「…そう?」

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한예림

「でも..それはどうして…」

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이상혁

「いや…大したことじゃない」

ヨリムはドアを開けようとして、もう一度サンヒョクを見た

しばらく悩んでから一言口にする

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한예림

「もしかして、私に業務上足りない点がありますか?」

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이상혁

「ない…,,」

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한예림

「そうですか…? でも、急に私に些細な話をされたので..」

その通りだった

特に用事もないのに、わざわざヨリムを呼んで話しかけた

以前なら、もっと気になることがあれば言ってくださいと言っていたヨリムなのに

今ではただ仕事の一部だと思っているようだった

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한예림

「あ、そうだ、この梅茶を差し上げようと持ってきました」

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이상혁

「?.. 君が入れてきたの?」

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한예림

「いえ..給湯室で入れました」

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이상혁

「…味が濃いな」

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한예림

「そうですか…?」

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이상혁

「..いや、まあ飲めないことはない」

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한예림

「はい …」

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이상혁

「….」

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한예림

「本部長、たくさん飲みましたか?」

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이상혁

「うん、ほどほどに飲んだ」

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한예림

「今夜は雨がどしゃ降りだそうです、傘は持ってきましたか?」

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이상혁

「うん、車で来た」

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한예림

「あは、よかったです」

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이상혁

「ハン秘書は?」

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한예림

「私はバスで帰るので、大きい傘を用意してきました」

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이상혁

「そうか …」

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한예림

「私のこと、心配してくださったんですか?」

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이상혁

「まあ…俺の秘書だから聞いただけだ」

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한예림

「..あ、秘書だから …」

当時、ヨリムはサンヒョクが好きだった

好きになって3年目で、サンヒョクはヨリムの気持ちをまったく知らなかった

ヨリムは当時も、勤務4年目の今も、自分の気持ちをサンヒョクに気づいてほしいと願っていた

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한예림

「…本部長は私のことを気に入ってないのかな」

もう諦めるべきだろうか

辞めたほうがいいかもしれない

いや、別の会社に移るべきかな

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한예림

「(( ぐっ」と堪えた

あまりにつらくて涙ばかり出る

気持ちが複雑だ、あんなふうに4年も人知れず好きだったのに

告白もできず、一人で待って一人で苦しんでいる自分の姿が惨めに感じる

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한예림

「は…ㅎ」

片想いはつらくて、心が悲しいね

このへんで諦めて、もっといい男を見つけるべきなのかな?

どうしよう…?

ガチャ-)

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한예림

「?…本部長」

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이상혁

「今雨が降り始めたのに、どうしてここにいるんだ」

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한예림

「…..降ります」

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이상혁

「ハン秘書…」

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한예림

「…,,」

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이상혁

「もしかして…俺の傘、もう持ってきてくれないの?」

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한예림

「…本部長の傘は私が車に入れておきました」

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이상혁

「そうだったの…?」

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한예림

「はい、先週入れました」

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이상혁

「….じゃあ、もう持ってきてくれないの?」

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한예림

「もうそれは私の仕事じゃないと思ったので」

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이상혁

「…とりあえず俺の席に来て、聞きたいことがある」

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한예림

「はい …」

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이상혁

「明日の予定はどうなってる?」

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한예림

「午前9時に社長への報告があり、11時に本部長主宰の会議があります」

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이상혁

「その後は?」

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한예림

「午後3時に会議があり、6時に会食があります」

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이상혁

「うん..分かった、、退勤して」

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한예림

「….先に失礼します」

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이상혁

「一緒に..行かないの?」

前なら「待っていますので、ゆっくり出てきてください」と言っていたヨリムなのに

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한예림

「..今日は家に友達が来るので、行かなければなりません」

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이상혁

「….」

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한예림

「気をつけて帰ってください、また明日お会いしましょう」

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이상혁

「一体どういうことになってるんだ…?」

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한예림

「…」

なんで今さら心配するの?

私に気持ちも感情もないくせに、なんで今さら…?

キーッ-)

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한예림

「??」

どこかの外車が一台、私の横にそっと来て止まった

窓が下がって、彼が見えた

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이상혁

「ハン秘書、雨がかなり降ってる。乗せていくよ」

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한예림

「….いえ、大丈夫です、私は一人で行きます」

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이상혁

「言うことを聞け、今ズボンがもうびしょ濡れだろ」

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한예림

「大丈夫です … もう少し歩けば私の家の前です」

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이상혁

「….ハン秘書」

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한예림

「本部長は気楽に行ってください _ 私のことは気にしないで.. ㅎ」

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이상혁

「ハン秘書、どこか具合悪いの?」

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한예림

「….少しですが、大丈夫です」

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이상혁

「こっち来て」

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한예림

「なんで今さら心配してくださるんですか?」

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이상혁

「?….」

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한예림

「私は本部長が、少なくとも私の気持ちは分かっていると思っていたのに …」

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이상혁

「何の気持ち…?」

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한예림

「ㅎ … 私は本部長のことを人知れず好きでした」

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이상혁

「!…,,」

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한예림

「一人で好きになって、待って、一人で苦しむの、もう無理です .. ㅎ」

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이상혁

「ハン秘書 … 私のこと好きだったの?」

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한예림

「私はもう疲れたので、これから先、本部長のことを好きでいられません」

涙を流し始めたヨリムは、必死に彼を避けて歩いていく

サンヒョクはそんなヨリムを静かに見守ってから、車を降りる

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한예림

「?….」

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이상혁

「ハン秘書.. 私のこと好きなの、本気なの?」

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한예림

「…」 (( にっこり

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한예림

「本気じゃなかったら、どうして言いますか ㅎ」

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이상혁

「….」

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한예림

「また明日、お会いしましょう … ㅎ」

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이상혁

「ハン秘書…,,」

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한예림

「私はもう大丈夫です.. ㅎ 片想いが苦しいって分かりましたから」

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이상혁

「君の顔はそうじゃないけど」

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한예림

「ㅎ … 今さら私のことを気にしてるんですか?」

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이상혁

「それは…」

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한예림

「..私はもう行きます」

ハトン!

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