「入学初日なのに…遅れちゃダメ!!」
地獄鉄には乗れたけど、やっぱり体が食パンと食パンの間にぎゅうっと挟まれたジャムみたいになる現象は避けられなかった。どうにか地獄鉄から抜け出そうとしたら、一人の男が私の前をふさいでいた。
「あの…ちょっとだけ、よけてもらえますか?」
私はそっと彼の肩を叩いて言った。彼が少しも動かないので、私は焦って彼に近づきながら言った。
「あの…男性の方…私、あそこで降りなきゃいけないんですけど…」
そのときだった。地下鉄が大きく一度揺れ、人々は互いにバランスを崩して倒れた。ほんとに運悪く、そのうちの一人が私だった。
「うわっ!!」
私は慌てて男性の手をつかんだ。おかげで転ばずには済んだけど、突然手をつかんだせいで私も男性も戸惑ってしまった。私は急いで手を離しながら言った。
「あ.. ㅠㅠ すみません… 本当にすみません..」
私はひたすら謝って頭を下げた。男性は私を見下ろしながら言った。
「降りなきゃいけないんでしょう。」
私はそこでようやく、降りるのは自分だと思い出して、ぱっと顔を上げた。
「あ! はい!」
その瞬間、私たちは二人とも、まるで体が凍りついたみたいにその場で固まってしまった。
「ユ…ハミン?」
彼も私を見ながら言った。
「お前…まさかフリなのか?」
人々は一斉に私たちに視線を向けた。私は咳払いして言った。
「久しぶり。二度と会いたくなかったのに..」
ちょうどそのとき地下鉄のドアが開き、私は彼を追い越して降りた。彼はぼうっと私を見てから、あとを追って降りた。
「なんで? なんでついてくるの?」
私は鋭く言いながら、彼が私についてこようが来まいが歩き続けた。彼も負けじと言った。
「ついていくって誰がだよ。俺、サンフィ大だぞ。」
その言葉に私は彼を振り返った。
「え?? 何大?」
彼は私が急に立ち止まったので、急ブレーキを踏むみたいに私のすぐ近くで止まりながら言った。
「あc. 急にこんなふうに止まったらどうするんだよ。ぶつかるところだったじゃん。ソンフィ大だって。」
’やば… 今回の学校生活、完全にこじれた..‘
